「東洋医学って、実際どうなの？」
「効果があるのか、ちょっと怪しい気がする…」
「本当に信じていいの？」
「自然治癒力」とよく聞くけれど、自分の痛みや不調もそれで本当に治るのかな？
そんな疑問を一度は感じたこと、ありませんか？
そこで今回は、「東洋医学って、実際どうなの？」と感じているあなたにこっそりお教えします。
実は、たった1つのシンプルな考え方を意識するだけで、
東洋医学に沿った「自分だけの治療法」が見つけられるんです。
この考え方は誰も教えてくれない秘訣です。
「東洋医学に興味はあるけど、何が本当かわからない」
「鍼灸に行ってみたいけど、なんだか怖い…」
そんなあなたの心の声が、今にも聞こえてきそうです。でも、心配しないでください。
あなたが抱えている疑問や不安、すべて解決するためのヒントがあります。
誰も教えてくれなかった東洋医学の真髄――たった1つの考え方。
それを、今からあなたにそっとお伝えします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◾︎監修者プロフィール
私は現在、鍼灸師（YNSA正会員）として、毎日10人以上の患者様と向き合い、
個々の身体と心の声を丁寧に聞きながら、その痛みや苦しみを解消するお手伝いをしています。
特に、西洋医学では治療が難しいとされる原因不明の難病に取り組むことに力を注いでいます。
どんな病にも、必ず改善の糸口があると信じ、一人ひとりに合った最適な治療法を日々探究しています。
【資格】
鍼師、灸師
産業カウンセラー
メンタルケアスペシャリスト
【研究内容】
「脳と脊髄」に焦点を当てた神経症の治療に関する研究を進め、
鍼灸の力で患者さんの生活の質を向上させる新しいアプローチを探究しています。
【信念】
「日本の鍼灸治療で真の健康を伝える」
なぜ、日本の鍼灸は認知度が低く、扱いが底辺なのか？
現代社会のさまざまな病や不調に対して、日本の鍼灸を最大限に活かし
確かな解決策を提供することを目指しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◾︎目次
１．東洋医学とは何か？
２．東洋医学のとらえ方とアプローチ法
３．東洋医学が得意とする症状
４．東洋医学を明日から日常生活に取り入れる方法
５．まとめ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.【東洋医学とは何か？】
「東洋医学って全くイメージがつかない」
そう思う方もいるかもしれません。
簡単に言うと、
東洋医学とは「自然の力と体のバランスを大切にする医学」です。
そう言われても、医学と結びつかない人もいるかもしれません。
それでは、もう少し詳しく説明していきます。
＞1.自然の力：
東洋医学は自然界のエネルギー（気、陰陽、五行説など）を活用し、
身体が持つ自然治癒力を高めることを重視します。
例えば、
鍼灸ではツボを刺激することで体内の「気」の流れを調整し、
体が本来持っている治る力を引き出します。
こうして薬に頼りすぎずに健康を保つことを目指します。
＞2.体のバランス：
東洋医学では、病気や不調は体のエネルギーのバランスが崩れた結果と考えます。
陰陽（インとヨウ）のバランスが乱れると病気になるという考え方や、
五行説（木、火、土、金、水の5つの元素のバランス）が健康に影響するという理論があります。
このように
東洋医学は体全体の調和、つまり「バランス」を重視する医学です。
人間の体は互いに関係し合う様々な要素で成り立っているため、一部だけを治療するのではなく、心と体の全体を見て、バランスを整えることが重要だと考えています。
さらに、東洋医学では「自然の力」、つまり私たちが本来持っている自然治癒力を活かし、体が本来の健康な状態に戻るようサポートすることを目指します。
この自然治癒力は、薬や手術に頼るのではなく、食事、生活習慣、そして心身のケアを通じて引き出されます。
こうして、東洋医学は治療だけでなく、健康維持や病気予防にも大きな役割を果たしています。
2.【東洋医学のとらえ方とアプローチ法】
それでは、「自然の力」と「体のバランス」を重視する東洋医学を
どのようにとらえたら、
もっとわかりやすく、
もっと日常に活かせると思いますか？
それでは、さらに詳しく説明していきます。
＞東洋医学のとらえ方
東洋医学では、「心身一如（しんしんいちにょ）」 という考え方が非常に大切です。
これは、心と体が深く結びついており、切り離して考えることはできないという意味です。
心と体は2つで1つ、どちらかが健康でなければもう一方も健康ではいられません。
例）
心がストレスを感じると、体に痛みや不調が現れることがあります。
逆に、体の不調が続くと、気分が落ち込んだり、心の状態にも影響を及ぼします。
このように、心と体は常に互いに影響を与え合っているのです。
「陰陽太極図」 をご存じでしょうか？このシンボルは、東洋医学の考え方を象徴しています。
※陰と陽、つまり表と裏のように、対立するものが互いに影響し合い、循環している様子を表します。
どちらかが良くてどちらかが悪いというわけではなく、どちらも共存してバランスを保つことで、体は健康に保たれます。
人の体は宇宙と同じように、この陰陽のバランスで成り立っているのです。
全ては循環が大切で、体内の気や血液、エネルギーが滞りなく流れていることが健康の鍵なのです。
＞東洋医学のアプローチ法
東洋医学では、心と体のバランスを整えることが、治療や健康維持の基本となります。
具体的なアプローチとして、鍼灸や漢方薬が用いられ、これらは心の安定や体の調子を整えるために使われます。
また、一般的によく言われる「食事」「睡眠」「運動」など、日々の生活習慣を見直すことも、
心身のバランスを保つために重要ですが・・・・
しかし、その中でも特に注目すべきは「呼吸」です。
「病は気から」という言葉がありますが、この「気」の流れを担当しているのが「呼吸」なのです。
人は食べ物がなくても約2週間耐えられますし、水があれば7日間生きられます。
しかし、空気がなければ、わずか3分しか生きられません。
これが、呼吸がどれほど重要であるかを示しています。
※呼吸：呼吸には、胸式呼吸と腹式呼吸がありますが、ここでは腹式呼吸(深呼吸)を指す。
腹式呼吸を意識的に日常生活に取り入れることで、体内の「気」の流れが整い、循環が良くなります。
例えば、慢性的な首こりや肩こり、頭痛などで苦しんでいる方々は、知らないうちに筋肉が常に緊張していることが多いです。
肩が上がり、首元や腰が張り詰めている状態では、リラックスしようとしても体がその感覚を忘れてしまい、睡眠中ですら緊張状態が続いてしまいます。
こうした無意識の「緊張状態」こそが、体の不調の原因になっていることが少なくありません。
対応策としては、
まずは気の「循環」、つまり「呼吸」を整えることが健康の鍵となります。
呼吸を通じて体をリラックスさせ、緊張をほぐすことが、健康への第一歩なのです。
3.【東洋医学が得意とする症状】
東洋医学は、「心と体は一つ」「循環と呼吸が大切」という独自の考え方に基づいています。
しかし、すべての症状に万能というわけではなく、東洋医学にも得意と不得意があります。
＞東洋医学が得意とするものは？
東洋医学が特に効果を発揮するのは、慢性的な症状や不定愁訴（原因がはっきりしない不調）が続く状態です。
例えば、以下のような症状に強みがあります。
◾︎自律神経失調症：
理由もなくイライラする、常にだるさを感じる、気力が湧かない、夜に眠れない、といった状態。
◾︎慢性的な痛み：
肩こり、腰痛、膝の痛みなど、体のどこかに常に痛みを抱えている状態。
◾︎薬では改善しない症状：
長期間薬を飲んでいても効果が感じられない、もしくは薬の副作用に苦しんでいる場合。
これらの症状の多くは、「気の巡り」が悪くなっていることが原因です。
気とは、体を流れるエネルギーのようなもので、東洋医学ではこの気の流れを整えることで症状を改善していきます。
「えっ！」と思ったそこのあなた・・・
その感情は正しい反応です。コレが東洋医学が疑われやすい一因でもあります。
このブログを読み続けてもらえれば、
すべての原因は「気」・・・その答えがわかります。
※実は、現代の西洋医学が普及する前、東洋医学は1000年以上もの間、
日本の主流な医療として人々の健康を支えてきました。
それだけ長い歴史を持ち、多くの知恵が蓄積されています。
＞西洋医学が得意とするものは？
一方で、西洋医学が得意なのは、原因が明確で、すぐに対応しないと命に関わるような急性疾患です。
例えば、出血しているときは、まず止血をしないといけません。
このようなケースでは、迷わず病院へ行ってください。
命に直結する状態では、緊急処置が必要です。
4.【東洋医学を今すぐ取り入れる方法】
ここで、誰も教えてくれない「東洋医学のたった1つの考え方」をあなたにお伝えします。
その考え方とは…
「生かされている」 ということです。
私たちの体は、自分の意識とは無関係に、絶えず活動し続けています。
各臓器は、24時間365日、見事な連携を取りながら、休むことなく働いています。
私たちの生命は、まさにこの絶妙なバランスの上に成り立っているのです。
例えば、意識して心臓を止めたり、食後に胃の消化を止めたりすることはできません。
水分を摂取しても、腎臓のろ過機能を停止させることは不可能ですし、
毒性のあるものを摂取したとき、肝臓が解毒機能を働かせるのを止めることもできません。
このように、私たちの体は眠っている間でも、絶え間なく動き続けています。
しかし、実はその中で、唯一私たちが意識的にコントロールできるものがあるのです。
それが 「呼吸」 です。
「病は気から」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
この「気」とは、東洋医学で言うところのエネルギーの循環のことであり、
呼吸 はその気の流れを整えるための鍵を握っています。
呼吸を意識して整えることで、肺の機能を強化し、
体全体のエネルギー循環を改善することができるのです。
5.【まとめ】
人間が本来持っている治癒力を引き出し、それを活用することが
身体にとって優しい治療、真の治療であり最善の健康維持です。
１：
そのためにも心身一如(心と体は1つ)を心がけながら、
無意識の中で、私たちは心身の絶妙な連携活動によって「生かされている」
つまり、どんな時も常に「循環」して「生かされている」という意識を忘れないでください。
２：
そして、唯一私たちが意識的に健康に寄り添える活動が呼吸(腹式呼吸)です。
これを日常生活の一コマに取り入れてみてください。
きっと、東洋医学に沿った自分だけの治療法が見つかります。
このように東洋医学は病気の予防や慢性的な不調の改善に力を入れており、治療だけでなく、日々の生活習慣や食事、呼吸法、心のケアも重視して長期的な健康維持を目指しています。
※次回は、【必見】あなたの健康、コレを知らないと直面する大きな壁をお伝えします。
お楽しみに！
